こんにちは!リアルを伝えたい、”ゆさこさ ”です。
小さい頃うまかった選手が、必ずしも高校、大学とカテゴリが上がっても試合に出続けられるわけではない。
かくいう私も、年代を重ねるごとに下降してしまった側の人間だ。
長く試合に出続けている選手を見ると、「やっぱり小さい頃からうまかったよな」と思うことも多い。
それは事実だと思う。
でも同時に、小さい頃は突出していたのに、気づけば試合に出られなくなっていく選手が多いのも現実だ。
では、年齢を重ねても試合に出続けられる選手は、何が違うのだろうか。
結論
技術があるだけでは足りない。
試合に出続ける選手、チームの中で上のカテゴリーにいる選手は、
技術をフィジカルで「使える形」にできた選手だと、私は感じている。
生き残る選手条件① 土台となる技術を持っている
まず大前提として、技術はやっぱり必要だと思う。
ここで言う技術は、派手なプレーではない。
トラップ、パス、ドリブルといった基礎的な技術を、試合の中で使えることだ。
この土台は、小学生・中学生年代でどれだけ向き合ったかが大きい。
技術がなければ、フィジカルがあっても上のレベルでは活きてこない。
私は小学生の頃、父親に嫌々朝練に連れて行かされていた。
正直、行きたくない日も多かった。
でも今振り返ると、あの時間があったからこそ、大学体育会までサッカーを続けることができたと思っている。
大学では、トップチームとは程遠く、3番手、4番手のチームを行ったり来たりするレベルだった。
それでもサッカーを続けられたのは、最低限の技術があったからだと思う。
ある程度の技術がないと、サッカーは正直あまり面白くない。
自分のアイデアをピッチで表現できないからだ。
一方で、小学生時代の私は「感覚」という不安定な才能に少し頼っていた。
その後の努力を怠った結果、私は落ちていった。
技術は貯金になるけれど、使い続けなければ減っていく。
これは、私自身がものすごく痛感し、伝えたい。
生き残る選手条件② 技術を無駄にしないフィジカルを作っている
フィジカルと聞くと、筋トレをイメージする人も多いと思う。
でも、私が感じているフィジカルはそれだけではない。
対峙する相手より少しでもフィジカル的優位に立てば、
思考面、相手との間合いという面で、余裕ができ、
同じ技術でも落ち着いてプレーできる。
視野が広がり、判断も遅れにくくなる。
また、怪我をしないことも立派なフィジカルだ。
育成年代で怪我が続き、プレーできない時間が長くなるのは本当にもったいない。
大学体育会時代、私はシンスプリントに悩まされていた。
チームのトレーナーは、トレーニングだけでなく、私生活の歩き方にまで踏み込んでアドバイスをくれた。
足の甲のマッサージと、内側に体重をかける歩き方。
この二つを続けた結果、大学残り2年間、一度も再発せずにプレーすることができた。
身体の使い方が整うと、怪我が減るだけではない。
本来持つパワーを無駄なく伝えられるため、無理することなく出力できる。
筋肉を大きくすることだけが強さではなく、 自分の能力を正しく使える状態を作ることが、技術を押し上げてくれる。
こうしたことは、選手本人だけでなく、親御さんが知っておくことにも意味があると思う。
「筋トレ以外にも選択肢がある」と知っているだけで、
子どもの本来の強さを引き出すことのできる出逢いに巡り会える可能性も高くなる。
情弱はあまりに勿体無い。
生き残る選手条件③ 自分の立ち位置を理解し、成長を選び続ける
プロを目指すかどうかは、正直どちらでもいいと思っている。
大切なのは、今の自分に何が足りないかを理解し、それを補う選択をし続けられるかだ。
例えば、技術力の高い高校でプレーした選手がいるとする。
大学でも技術重視の環境を選べば、試合には出られるかもしれない。
それでもあえて、フィジカルを求められる環境に飛び込み、
壁にぶつかりながら成長する。
そういう選択をした選手が、結果的に上のステージに近づいている印象がある。
プロを目指さない場合でも同じだ。
試合に出るために、自分の弱点を客観的に捉え、改善に取り組み続けられるかどうか。
それができる選手は、年齢を重ねてもピッチに立ち続けている。
選手権の頃は華奢だったのに、
大学では見違えるほど強くなって活躍している選手を見ると、
先を見据えて今を選んできたんだろうなと思う。
おわりに
小さい頃うまかったかどうかは、スタート地点にすぎない。
試合に出続ける選手は、
技術を積み重ね、フィジカルで支え、自分の成長を選び続けてきた選手だ。
これはプロを目指すかどうかに関係ない。
長くサッカーを心の底から楽しんでプレーしたい、年齢を重ねても試合に出続けたい人にとって、 避けて通れない話だと思っている。

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